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「MIDIとは」

Musical Instruments Digital Interfaceの頭文字をとってMIDIと省略表記し、 発音は「みでぃ」です。ちなみに発祥は日本です。 転送速度31.25Kbit/sec(±1%)の非同期シリアル転送で伝えられるデジタル信号で、各データは8ビットで構成されます。 また、スタートビット、ビット0、…ビット7、ストップビットの順番に、計10ビットで転送されます。 スタートビットは論理0、ストップビットは論理1で、MIDIで1バイトを転送する際には320micro-secが必要です。 MIDI接続のためのMIDIコネクタ(MIDI端子)は、5ピンのDIN(180度)で、MIDI機器側は送受信共にソケット(メス)が使用されます。
・・・・という話をしてもきっとつまらない、というか、機械屋さんなどでないと知っても役に立ちませんね。
最近はMIDI規格で通信するだけでなく、USBやIEEE1394といった汎用通信規格上にMIDIメッセージを流す方法が主流になりつつあります。
なお、MIDIデータファイルとして保存されたファイルに含まれる情報の主なものは楽器指定、音量、ベロシティ(強さ)、音の長さ、音の高さなどです。 このように、MIDIファイルは音の波形を保存するのではく、演奏の指示を保存しているといえます。
MIDIデータの規格にはGM、GS、XG、GM2、GMLといったものがあります。 これらは異なる電子楽器で共通のデータ利用を行えるようにすることでデータ再生の互換性を持つことを目的に作られました。 GSはROLANDが、XGはYAMAHAが提唱しました。 いかなる規格もメーカが対立するという構図がなくならないものですが、これはMIDIも例外ではなかったのです。
こんなにたくさんの規格があってさぞかし困っているんだろうと思った方、安心してください。 各規格の間で違うのは主に楽器とその指定番号の対応程度です。 そんなにMIDI規格で困ったという話は聞きません。
しかも、最近の主な電子楽器はGM、GS、XG、GM2といった一連の規格に対応しています。これは各社が相互に対応しあうと決めたからです。 しかし、規格で定まっている楽器の配列はそれほど多くなく、多くの電子楽器は独自の拡張がされています。
例えば、ROLANDのSC-55はGSに対応していますが、独自のSC-55マップという音色配列を持っています。 これはGMやGSといったものよりも多く使われ、ウェブで公開されたMIDIでもSC-55マップ用を謳うものが多くありました。 また、SC-55の後継機のSC-88はSC-55マップにも対応し、また独自のSC-88マップというものをもっていました。 これもSC-88マップ用を謳うMIDIファイルの公開が多く見られました。
このように実際の標準として定められた規格が使われず、事実上の標準として使われる規格がでてくるのはMIDIに限った話でもないですよね。
そもそもMIDIファイルをそのまま一般に公開するために制作するというのはホビー用途もしくはカラオケなどとしてしか使われいないでしょう。 多くの場合は使う機器に最適化したMIDIデータを使って曲を作ります。機器が用意した独自の音色が使えたり、独自の機能を利用できるからです。
しかし、独自拡張はほとんどの場合、音色の拡張にとどまっており、それ以外はスタンダードMIDIとかわりがないですから、音色さえいじってあげれば別の機器用のMIDIファイルでもある程度の再生が可能になっています。

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