梅毒は15世紀に突如として歴史に登場し、その後20年で全世界に広まったといいます。1943年にペニ...

患者数が増加している梅毒は早期治療が大事

梅毒は15世紀に突如として歴史に登場し、その後20年で全世界に広まったといいます。1943年にペニシリン治療が確立されるまで、致死率50%を超える死の病として恐れられてきました。
現在は完治する性病ですが、国内で2013年には患者数が1200人を超えるなど、患者数が増加しています。それでは、梅毒の主な症状を見てみましょう。


梅毒の感染経路は、主に感染者との性行為からです。
性行為をした日から、3週間後の第一期・3ヶ月後の第二期・3年後の第三期と症状が変化していき、第四期は末期症状で死に至ります。先進国では抗生物質ペニシリンで梅毒治療に効果を挙げているため、第三期・第四期にはほとんど進行しません。

まず第一期の症状は、まず梅毒の細菌トレポネーマが進入したと箇所に大豆大のしこりが出来ます。男性ならば陰茎の先や包皮の内側など、女性ならば大小陰唇や膣の入り口付近に出来ることが多いです。それから、鼠径部のリンパ節が腫れますが、無痛です。これらの症状は2・3週間で治まります。

第二期の症状として、特徴的なのはバラ疹といわれるバラの色のような全身発疹です。これはトレポネーマが血管内に入り、全身に広がったために表れます。バラ疹が消えた後に出てくるのが、大豆大の赤茶色で内部にトレポネーマを含んで盛り上がった皮疹で、これも顔面を含む全身に表れます。この皮疹が肛門や女性性器など粘膜のある箇所に表れると、性行為時に潰れて分泌物が相手と接触するため、感染の原因となります。

これらは発病後3年ほどすると自然になくなり、その後の潜伏期間を過ぎた後に第三期の症状が出てきます。皮下組織や筋肉・骨などにゴム状の腫瘍が発生し、第四期には心臓・血管・神経・内臓と全身に重い疾患が出て、死に至ります。

梅毒検査は性行為から3・4週間後の、症状が表れた時から検査が出来ます。発覚が遅れるほど、長期の治療や大量投薬を必要とするので早めの検査が大事です。病院に行く時間がない・恥ずかしいという人には、匿名性があって郵送できる性病検査キットがありますので、それを利用してもよいでしょう。